沿道へ集まって馬の祭りが最高潮に達する
先月友人と訪れたイベントは、壮麗な行列を追う小旅行でした。古い蔵が並ぶ街並みを抜ければ、赤や藍の幟がはためき、遠くから近づいてきます。
初めに出会ったのは、新潟県の馬の祭りを整えるスタッフで、背筋がピンと伸びた姿。木製櫓をそっと据え、旗を静かに揺らすたび、空気がぎゅっと引き締まる感じするね。
やがて一列に並んだ武者装束の騎乗者が、ゆっくり歩み出したよ。蹄が地面を踏むたびに鳴る音は、遠雷みたく胸に残り、顔を見合わせ「すごいね」と小声で囁き合う。
新潟県の馬の祭りを楽しむ為、沿道に集まる人々が手を振り、生演奏される笛が風に流れ、日常から少しだけ離れた感覚に包まれちゃった。
昼下がり、陽射しが黄金色に落ちる頃、最後尾が角を曲がると、大歓声が会場に広がり大盛り上がり。
スマホに残った写真を眺めながら、また来年も新潟県の馬の祭りへ来たいと言ってます。ドラマチックな場面よりも、静かな所作や小さな音こそが心を打つ。
めちゃくちゃ楽しめ、こんな面白いならもっと早く知りたかったよ。